こんにちわ。IPO当選コンサルタント KUWAPONです。
この記事では、SMBC日興証券でのIPO取り扱い実績と、私の当選実績をまじえながら、SMBC日興証券でIPOの当選確率をUPする方法をご紹介します
SMBC日興証券について
SMBC日興証券は、三井フィナンシャルグループの子会社です。2013年に日興コーディアル証券から名称変更が実施され、2018年にSMBCフレンド証券を吸収合併しています。
IPO取り扱い実績(他証券会社の比較検討)
SMBC日興証券の2018年度IPOの取り扱いは、主幹事:25件、平幹事:46件です。2017年までは、IPO主幹事取り扱いNo4でしたが、2018年ははじめて、みずほ証券、SMBC日興証券に主幹事取り扱いNo.1になっています。HPの記載の通り、確かに業界トップ水準です。
IPOを当選するためには、IPOを取り扱う主幹事の会社に申し込むのが鉄則です。その取扱い株数は全体の約90%を占める、一番押さえておく抽選申込先です。
表1 主要証券会社でのIPO取り扱い実績
野村 | 大和 | みずほ | SMBC | 三菱UFJ MS | SBI | |
2012年 | 17(6) | 15(11) | 2(29) | 3(28) | 2(22) | 4(30) |
2013年 | 27(8) | 6(13) | 6(31) | 5(35) | 2(16) | 6(37) |
2014年 | 25(24) | 21(25) | 7(48) | 8(51) | 4(20) | 5(53) |
2015年 | 29(18) | 15(26) | 15(54) | 29(51) | 4(23) | 8(66) |
2016年 | 22(15) | 16(21) | 20(39) | 15(62) | 2(20) | 13(61) |
2017年 | 28(12) | 18(27) | 18(44) | 15(66) | 6(24) | 8(77) |
2018年 | 22(19) | 13(20) | 25(48) | 25(46) | 6(17) | 10(74) |
また、SMBC日興証券が取り扱うIPOの騰落率(Max, 平均、Min)は以下となっており、最大598.3%(+約6倍)平均126.3%(+約1.26倍)、最悪でも-4.4%の損失という大変低リスクで、当たればほぼ儲かるIPOを担当しています。
表2 主幹事を担当したIPOでのMax騰落率(%)
野村 | 大和 | みずほ | SMBC | 三菱UFJ | SBI | |
2012年 | 94 | 212.5 | 94 | 129.4 | 188 | 135.6 |
2013年 | 233.3 | 410 | 233 | 456.3 | 11.2 | 373 |
2014年 | 172.9 | 309.4 | 173 | 135.9 | 162 | 422.4 |
2015年 | 130.9 | 191.6 | 131 | 233.1 | 57.8 | 292.5 |
2016年 | 223.5 | 373 | 224 | 148.7 | 48.5 | 263.7 |
2017年 | 141.7 | 209.2 | 142 | 154.6 | 46.7 | 361.1 |
2018年 | 212.7 | 184.4 | 213 | 598.3 | 98.5 | 150 |
表3 主幹事を担当したIPOでの平均騰落率(%)
野村 | 大和 | みずほ | SMBC | 三菱UFJ | SBI | |
2012年 | 30.3 | 58.5 | 55 | 100.7 | 92.1 | 71.2 |
2013年 | 114.6 | 92.3 | 159 | 158 | 7.6 | 122.7 |
2014年 | 91.8 | 110 | 24.8 | 95.8 | 45.3 | 148.7 |
2015年 | 38.6 | 60.7 | 45.9 | 65.3 | 52.1 | 102 |
2016年 | 33 | 74.7 | 47.1 | 53.5 | 33.9 | 96.6 |
2017年 | 39.7 | 83.2 | 40.1 | 55.2 | 28.7 | 176.7 |
2018年 | 83.9 | 79.4 | 60.7 | 126.3 | 56.8 | 144.9 |
表4 主幹事を担当したIPOでのMin騰落率(%)
野村 | 大和 | みずほ | SMBC | 三菱UFJ | SBI | |
2012年 | -8 | -5.4 | 15.9 | 80 | -3.5 | 16 |
2013年 | 0.6 | 5.3 | 27.3 | -4.2 | 3.9 | 0 |
2014年 | -14.6 | -20.4 | -17 | -4.8 | -6.7 | 55.4 |
2015年 | 0.7 | 6.4 | 4 | 4 | 49.2 | -23.6 |
2016年 | 5.6 | -5 | -17 | 3 | 19.2 | -7.9 |
2017年 | -5.5 | 13.9 | -4.7 | -4.6 | 14.6 | 36.1 |
2018年 | -2.5 | 26 | 0.8 | -4.4 | 21.9 | 16.1 |
SMBC日興証券 IPO取扱の特徴
- 豊富なIPO銘柄の取り扱い
- IPOの配分数量は10%を目処に配分
- 便利な「IPO/POお知らせメール」
- 全ての手続きがオンラインで完結
IPO抽選のルール
野村證券でIPO抽選の申込数量は、原則として目論見書記載の最低申込株数です。また、野村證券で抽選に申し込まれた『すべてのお客様の総申込株数』が、野村證券が定める抽選配分株数を上回った場合には、抽選参加者を対象に抽選を行い、当せん者および補欠当せん者を決定します。
抽選は厳正に機械的処理で行われます。また、抽選に参加された『すべてのお客様の総申込株数』が弊社の定める抽選配分株数を上回らなかった場合は、抽選参加者全員を当せん者として取扱うものとします。 ただし、複数口座から同一名義で同一銘柄に抽選参加された場合は複数口座で当選することはございません。(野村證券では、過去の合併の経緯からホームトレードとネット&コールと2つ口座を持てる場合があり、複数口座は1抽選にまとめられるようです)
抽選優遇特典(2019年2月~)
2019年2月から、最大5%の配分を目処に、ステージ別抽選にてIPOの当選確率がアップします。
【ダイレクトコース限定】IPO優遇特典
SMBC日興証券ダイレクトコースでのIPO抽選では、SMBC日興証券で担当する総数の10%目処に抽選配分が行われます。その抽選に当選しなかった場合に、最大5%を目処として、ステージ別抽選が行われます。
ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4ステージとなっており、3か月平均の資産残高により、ステージにより1から25票まで優遇となります。当選確率をアップさせるためには、250万円以上の資産を預け、ブロンズ以上になる必要があります。
IPO抽選参加と購入の流れ
SMBC日興証券でのIPO抽選参加と購入の流れは以下となります。
私の当選実績
SMBC日興証券では、最近当選がなく、強化対応が必要と考えています。
No. | 銘柄 | 証券会社 | 当選 | 公募 | 初値 | 売値 | 評価 |
9434 | ソフトバンク | SMBC | 100 | \1,500 | \1,463 | — | D |
7038 | JR九州 | SMBC | 100 | \2,600 | \3,100 | \3,100 | C |
当選確率UPの方法
SMBC日興証券でのIPO抽選ルールをまとめると以下となり、なんかを実施したからといって、当選確率がUPするものはありあません。資産を多く預け入れる、また、申込人数を増やすのが当選確率をUPさせる方法となります。
- IPO抽選の申込数量:最低単元(100株)
- 同一条件・同一確率の抽選方式(10%)
- 預入資産250万円以上でのステージ別優遇(5%)
未成年口座の申し込みができませんので、親・親族にお願いして、成人口座からの申し込みを増やすというのが当選確率UPの方法です。1口座でも多く、協力を依頼して、申込を増やしましょう!子供は大きくなるのを待ちましょう!
まとめ
この記事では、SMBC日興証券でのIPO取り扱い実績と、私の当選実績をまじえながら、SMBC日興証券でIPO抽選の当選確率をUPする方法ををご紹介しました。
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