こんにちは、株主優待生活コンサルタントのKUWAPONです。みなさん、1年間でランチにいくらお金を使っているのか考えたことがありますか?
お勤めの会社に社食がない場合、そとで食事すると大体1食800~900円くらいランチにかかります。家計に占める割合が計算がしやすい様に1食1000円として、1週5日×4週(1か月)×12か月=240日、年間24万円もランチにお金を使っている計算になるんです。
40~50代のサラリーマンの平均年収は600万円なので、ランチ代の24万円は4%に相当します。働くお父さんのランチは家計に大きなウエイトを占めていますが、働く元気の源です。お小遣いは減ってもランチにかけるお金は減らしたないというのが本音です。この記事では、株主優待でもらえるお食事券を利用してい、年間のランチにどれくらいの株式を購入すればよいのか?またその内訳を検討した内容をご説明します。
【年収と所得の違い】
年収と所得ってなにが違うのか?ちょっと備忘録的に記載しておきます。給料の総額が年収なのか、銀行に振り込まれる給料が年収なのか? 私は振り込まれる金額、実際に使える金額が年収と思っていました。
- 年収:サラリーマンの場合、会社から支給されるお給料の額面が収入となり、年間のお給料+賞与(ボーナス)の合計が年収です。
- 所得:サラリーマンの場合、年収から給与所得控除額を引いたものです。
株主優待の株をどれだけ買えばランチを賄えるのか?
最適ではない可能性がありますが、私が思うチョイスで株主優待を選択してみました。自分の住んでいるところや状況に応じて変わるものですので、一例として考慮いただければと思います。
試算1:平日は毎日すかいらーくでランチ
家族4人全員がすかいらーくを1000株を購入した場合には、株主優待が69,000*4人分=27.6万円がもらえますので、年間のランチ代を楽に株主優待で賄うことが可能です。必要な投資費用は625.8万円です。利回りは5.96%とかなりお得です。加えて、配当金が13.3万円ありますので、こちらを土日の家族サービスで利用できます。
必要な投資費用は625.8万円です。利回りは5.96%とかなりお得です。加えて、配当金が13.3万円ありますので、こちらを土日の家族サービスで利用できます。
すかいらーくは、ガスト・バーミアン・夢庵等のジャンルが異なる飲食店が多く、かつ全国各地にありますので、外出および出張先でのランチも十分優待で賄える可能性が高いです。
優待提供 | 取得単価 | 株数 | 必要投資金額 | 配当金額 | 優待金額 | 利回り |
すかいらーく | \1,788 | 1,000×3 500×1 | \1,788*3,500 =\6,258,000 | \38*3500 =\133,000 | \69,000*1 +\33,000*1 =\276,000 | 5.96% |
合計 | \6,258,000 | \133,000 | \240,000 | 5.96% |
試算1の前提条件:
- 2018年10月時点での株価、配当、優待内容を試算に用いる
- 家族(妻、子供2人)に株式購入を協力してもらえる
- 毎日すかいらーくで文句なし(勤務先、外出先にすかいらーく系列の飲食店が複数存在))
- 目的関数は利回りを最大化
試算2:週5日毎日異なる飲食店グループを利用
週5日、毎日異なる飲食店グループでランチをとるためには、1つの飲食店グループを240食÷5=48食=4.8万円以下に抑える必要があります(1食1000円で計算)。
また、会社の近くに優待が利用な可能なお店が少ないと、この試算が成り立ちません。このため、新幹線も止まり、あまり巨大なターミナル駅ではないそこそこの品川駅近辺で食事をすることを想定して、試算を行いました。
必要な投資費用は599.4万円です。優待でランチを満額賄うことが可能です。配当金で食後のコーヒーも飲めます。すかいらーく以外の飲食店でもかなり利用が可能ですので、毎日異なる雰囲気を楽しめると思います。
優待提供 | 取得単価 | 株数 | 必要投資金額 | 配当金額 | 優待金額 | 利回り |
すかいらーく | \1,788 | 500 | \894,000 | \19,000 | \33,000 | 5.82% |
クリエイトレストランツ | \1,693 | 200*4 | \677,200 | \10,400 | \36,000 | 6.26% |
テンアライド | \429 | 1,000*2 | \858,000 | \0 | \40,000 | 4.66% |
ワタミ | \1,422 | 100*4 | \568,800 | \2,000 | \24,000 | 4.57% |
ジェイ・グループ | \867 | 200*4 | \20,000 | \2,400 | \24,000 | 3.81% |
アトム | \1,036 | 1,000 | \1,036,000 | \2,000 | \20,000 | 4.05% |
DDホールディングス | \2,504 | 100*4 | \1,001,600 | \6,000 | \24,000 | 3.00% |
エーピーカンパニー | \664 | 100*4 | \265,600 | \0 | \12,000 | 4.52% |
チムニー | \2,776 | 100 | \277,600 | \2,300 | \10,000 | 4.43% |
合計 | \5,994,800 | \41,800 | \243,000 |
品川駅周辺では以下のお店でランチが可能です
- すかいらーく:ガスト、バーミアン、夢庵
- クリエイトレストランツ:AW55、つけめん TETSU
- テンアライド:天狗
- ワタミ:TGIフライデーズ ※鳥メロはランチ営業がありません
- ジェイグループ:芋蔵 品川庭園、高田屋品川
- アトム:北海道、甘太郎 他5店舗
- DDホールディングス:わらやき屋、GLASS DANCE他13店舗
- エーピーカンパニー:塚田農場、※四十八漁場はランチ営業がありません
- チムニー:升屋、※花の舞はランチ営業がありません
試算2の前提条件:
- 2018年10月時点での株価、配当、優待内容を試算に用いる
- 家族(妻、子供2人)に株式購入を協力してもらえる
- 1ランチ1000円を想定
- 5つの優待提供の飲食店グループを利用(24万/5=4.8万円)
- 目的関数は利回りを最大化
- 場所は品川駅を想定
試算3:優待取得が1人(家族の協力が得られないとき)
株主優待は単元株(100株)で一番利回りがよいものと、株数を増やしていくと利回りが良くなるもの、悪くなるものの3つの傾向があります。以下の配当利回りがよく、単元株または株数を増やしていくと優待の利回りがよくなる優待を選定しています。
優待提供 | 取得単価 | 株数 | 必要投資金額 | 配当金額 | 優待金額 | 利回り |
すかいらーく | \1,788 | 1,000 | \1,788,000 | \38,000 | \69,000 | 5.98% |
クリエイトレストランツ | \1,225 | 200 | \245,000 | \2,400 | \9,000 | 4.65% |
テンアライド | \429 | 1,000 | \429,000 | \0 | \40,000 | 4.66% |
ワタミ | \1,422 | 100 | \142,200 | \500 | \6,000 | 4.57% |
ジェイ・グループ | \867 | 200 | \173,400 | \600 | \8,000 | 1,000 |
アトム | \1,036 | 1,000 | \1,036,000 | \2,000 | \40,000 | 4.05% |
DDホールディングス | \2,504 | 300 | \651,200 | \4,500 | \12,000 | 2.20% |
エーピーカンパニー | \664 | 100 | \66,400 | \0 | \3,000 | 4.52% |
チムニー | \2,776 | 100 | \277,600 | \2,300 | \10,000 | 4.43% |
フジオフード | \2,087 | 100 | \208,700 | \2,000 | \6,00 | 3.83% |
JBイレブン | \854 | 100 | \854,000 | \0 | \20,000 | 2.34% |
コロワイド | \2,875 | 500 | \1,437,500 | \2,500 | \40,000 | 2.96% |
合計 | \7,409,000 | \54,800 | \243,000 |
品川駅周辺では以下のお店でランチが可能です
- すかいらーく:ガスト、バーミアン、夢庵
- クリエイトレストランツ:AW55、つけめん TETSU
- テンアライド:天狗
- ワタミ:TGIフライデーズ ※鳥メロはランチ営業がありません
- ジェイグループ:芋蔵 品川庭園、高田屋品川
- アトム、コロワイド:北海道、甘太郎 他5店舗
- DDホールディングス:わらやき屋、GLASS DANCE他13店舗
- エーピーカンパニー:塚田農場、※四十八漁場はランチ営業がありません
- チムニー:升屋、※花の舞はランチ営業がありません
- フジオフード:かっぽうぎ 2店舗
- JBイレブン:杵屋、そじ坊 他4店舗
試算3の前提条件:
- 2018年10月時点での株価、配当、優待内容を試算に用いる
- 自分ひとりで株式を購入
- 1ランチ1000円を想定
- 5つの優待提供の飲食店グループを利用(24万/5=4.8万円)
- 目的関数は利回りを最大化
- 場所は品川駅を想定
番外:毎日ガストで日替わりランチ
番外編として、平日は毎日ガストで日替わりランチ(税込み538円)で試算を行ってみました。必要な費用は優待は240食×500円=12万円、配当は240食×38円=9,120円となり、例えば奥さんに協力してもらえば、すくいらーくに1000株と500株を2人で分けて投資することで、268.2万円で1年分のランチを楽しめます。
ガスト日替わりランチは、ワンコインから少し足がでますが、値段もお手頃でスープも含まれており、おいしさに加えてコストパフォーマンスも高いランチです。また、配当金には少し余裕があるので、ランチにドリングバーを付けてもよいのかとも思います。
優待提供 | 取得単価 | 株数 | 必要投資金額 | 配当金額 | 優待金額 | 利回り |
すかいらーく | \1,788 | 1,000×1 500×1 | \1,788*1,500 =\2,682,000 | \57,000 | \69,000+\33,000 =\102,000 | 5.93% |
合計 | \2,682,000 | \57,000 | \102,000 | 5.93% |
番外編 試算の前提条件:
- 2018年10月時点での株価、配当、優待内容を試算に用いる
- 家族(妻、子供2人)に株式購入を協力してもらえる
- 会社の近くにガストがあり、ガストで日替わり定食で文句なし
- 目的関数は利回りを最大化
- 場所は品川駅を想定
まとめ
主優待でもらえるお食事券を利用してい、年間のランチにどれくらいの株式を購入すればよいのか?またその内訳を検討した内容をご説明しました。
2018年10月時点で、無理をすれば約270万(試算:番外編)から、余裕をもてば約750万(試算3)という資金用意があれば、年間24万円の株主優待のお食事券が得られ、ランチを食べ、より本業にまい進できることを確認しました。
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